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47件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1948-01-28 第2回国会 衆議院 本会議 第9号

國務大臣(米窪滿亮君) 私に対する御質問にお答えいたします。第一の点は、労働法規改正をする意思ありやというお尋ねであつたと思うのでございまするが、憲法によつて保障された團結権交渉権あるいは罷業権等のこの重大なる基本的人権に関し、さらに労働条件の低下を招来するような改正労働法に試みる意思は、今のところございません。

米窪滿亮

1948-01-27 第2回国会 参議院 労働委員会 第1号

國務大臣(米窪滿亮君) 官吏團結権團体交渉権を今取る、こうは考えておらないのであります。從つておらないのに、そういう仮定の下にお答はできないのであります。これは私自身は官吏は特別の人間であるから、又今さつき言つたようないろいろ社会人としての優位の点があるから、從つて團結権團体交渉権を取上げていいと、こうは考えておりません。この点はどうぞそういう仮定を私は今持つておりませんから……。

米窪滿亮

1948-01-26 第2回国会 参議院 本会議 第7号

國務大臣(米窪滿亮君) 私に対する御質問に対してお答えいたします。  第一の点は、今後における労働行政基本的性格乃至動向についてのお尋ねであつたと思うのでございます。労働省が設置されましたときに、その設置法の第一條の労働省新設の目的としましては、労働者の福祉と職業の確保を図り、以て経済の興隆と國民生活の安定に寄與するということになつておるのでございます。

米窪滿亮

1948-01-26 第2回国会 衆議院 本会議 第7号

國務大臣(米窪滿亮君) 私に対する御質問についてお答えいたします。第一の点は、労働基準法生産に対するウエートが比重に重くて、貿易が再開した場合に、外國商品との競爭において非常に不利であろうというお尋ねであつたと思うのでございます。この点は、私をして言わしむるならば、労働基準法に対する理解が、まだ十分にいつておらないのです。

米窪滿亮

1948-01-26 第2回国会 衆議院 本会議 第7号

國務大臣(米窪滿亮君) 私に対する御質問にお答えいたします。労働省に対する團結権團体交渉権罷業権、これらの権利は、憲法の第二十五條以下において規定されておる基本的人権でございまして、この基本的人権の根幹をゆるがすがごとき変更を、法律の改正によつて試みようという言明を、かつて私はしたことはありません。

米窪滿亮

1948-01-23 第2回国会 参議院 本会議 第5号

國務大臣(米窪滿亮君) 森下さんの私に対する御質問に対しましてお答えいたします。お言葉通り、今後数ヶ月の間に我々が予想し得る経済不安並びに労働不安のことを考えますと、私も誠に深憂に堪えないのであります。経済不安が原因になり、或いは結果になり、労働不安と経済不安とが丁度あざなえる繩のごとくになつて行くことは、賃金物價との惡循環が端的にこれを物語ると同様だと私は考えるのであります。

米窪滿亮

1947-12-06 第1回国会 参議院 厚生委員会 第31号

國務大臣(米窪滿亮君) 只今河崎委員の御希望は、勿論私ども賛成であります。これ等の盲唖学校の卒業生に対して資格を付與するというような問題は、この四十七條の後段の、監督廳の定めるところにより、これを同等以上の学力があると認められたものとする。こういう意味のうまい文もある、例えば卒業せんでも、三年の現在ならば、これは卒業したと同一程度のものと認めるということを認定すればできるでしよう。

米窪滿亮

1947-11-18 第1回国会 参議院 労働委員会 第21号

國務大臣(米窪滿亮君) そういうわけで、あらゆる方法で私としては就職機会を増大しようとして今苦心をしておるようなわけでございます。誠に今日はすべての方面が資金において資材において行詰つておる今日でございまして、失業対策の面からのみ労働省の言い分が閣議で通らない実情にあるということを、一つ御了承願いたいと思います。

米窪滿亮

1947-11-18 第1回国会 参議院 予算委員会第二分科会 第2号

國務大臣(米窪滿亮君) 今回提案されました、昭和二十二年度一般会計及び特別会計補正予算労働省所管分につきその概要を御説明申上げます。先ず第一に昭和二十二年度一般会計予算補正第七号中の所管予算補正追加要求額は十億五千八百十七万六千円であります。その主なるものについて概略の御説明をいたしますと、先ず中央労働委員会事務局機構追加整備に必要な経費二十七万二千円であります。

米窪滿亮

1947-11-15 第1回国会 参議院 本会議 第52号

國務大臣(米窪滿亮君) 先日本会議におきまして川上さんからお尋ねがあつたのでございますが、当時他の会議に出ておりまして答弁をする機会を失いましたので、この機会お尋ねに対してお答えをしたいと思います。  第一の点は、民間会社の從業員はすでに千八百円以上の給料をとつているのであるが、官公吏は依然として千八百円ペースで釘附けになつておる。

米窪滿亮

1947-10-25 第1回国会 衆議院 本会議 第49号

國務大臣(米窪滿亮君) 赤松さんの御質問にお答えします。たいへん多岐にわたる御質問でございまするので、労働大臣に関する点のみをお答えいたします。実は第一の御質問と第二の御質問は、大藏当局からお答えすることが一番適切であると思うのでございまするが、本日はどなたもお見えになつておらないようであります、それで第三の点から答えします。  

米窪滿亮

1947-10-15 第1回国会 参議院 予算委員会 第12号

國務大臣(米窪滿亮君) この問題は、千八百円を殖やせという要求とは又違うのでして、労働組合側にいわせると、既特権である、即ち政府は七月五日の給與審議会において、政府責任で千八百円ベースというものを決めたのでございますから、勢い千六百円という現行の給與に対しては、その差額二百円というものを支給すべきが当然である、これは既特権である、その二百円を貰うということについては、労働組合側意見は反対ではございません

米窪滿亮

1947-10-14 第1回国会 参議院 労働委員会 第12号

國務大臣(米窪滿亮君) 川上さんから非常に示唆に富んだ御意見があつたのですが、実は今日の経済事情特徴綜合経済だということ、即ち一つ一つ物價というものは單独に査定ができない。必ず関連性がある。これは勿論昔からもそうでありますが、今日は特にその特徴がひどいということと、それから價格の決定についてはいろいろな決定方法があるでしようが、一番無理のない方法はいわゆるパリテイ計算である。

米窪滿亮

1947-10-14 第1回国会 参議院 労働委員会 第12号

國務大臣(米窪滿亮君) 七月の五日給與審議会で、新物價体系を樹立する一つの算出のフアクターとして、原價計算による生産費のコストの中、一番大きな面である賃金を、どの程度に標準を取るかということが、極めて重大なる問題でありまして、それはなぜであろうということは、今日のインフレのいろいろの原因がある中、その主なる一つは、賃金物價との惡循環が断ち切れない、お互いに追い駆けつこをやつて、だんだんと惡性化して

米窪滿亮